ヤングアメリカンズ今年もヤングアメリカンズ(YA)が佼成女子にやってきました。高1生がYAのワークショップ「アウトリーチプログラム」を受講するのは、今年で11回目。7月17日(月)から19日(木)の3日間、音楽とダンスと演技に集中した生徒たちは、19日の最終日に集大成の舞台に挑みました。最終日のワークショップ、リハーサル、そしてショー本番をレポートします。

「ヤングアメリカンズ・アウトリーチ」は、音楽を通して共に学び、お互いを理解し、協力し合って一つのことを成し遂げ、自分の可能性を発掘することを目的とするプログラム。また、アメリカを中心に世界中から集まってきたYAの若者たちと触れ合うことで、異文化の理解、英語学習のモチベーションを高めます。そして最終日には、ワークショップの集大成として、全員でステージに立つことになっており、3日間12時間のワークショップの間に、ショーのための歌、踊り、演技をマスターするという集中力も求められます。
最終日のこの日のスケジュールは、9時半から2時間のワークショップ、ランチの後は2時間かけてリハーサル、少し休憩の後、いよいよ本番のステージとなります。

朝、生徒たちがYAメンバーの待つ講堂に入ってくると、あうんの呼吸でウォーミングアップが始まりました。前日までの2日間で、すでに通じ合っているものを感じます。そして、3グループに分かれて、歌、演技、ダンスのクラスを順番に受けます。

ヤングアメリカンズ
ホールでは音楽のレッスン。YAキャストがギターで演奏した曲に対して、「どんなことを感じた? どんな風景が浮かんだ?」と問い、「森の中にいたみたい」「眠くなっちゃった(笑)」など様々な答えが返ってきました。
ヤングアメリカンズ
講堂ではダンスレッスン。ショーの振付の他、声を出しながら動いたり、自分の感じたことを動きで表現したり。「ダンスを通じて、自分が感じていることをみんなにシェアしてね!」
ヤングアメリカンズ
管理棟ではパフォーマンスのレッスン。床に置いた靴を、靴以外の何かに見立てて演技しているところです。靴が赤ちゃんになったり、電話になったり、バスケットボールになったり。
ヤングアメリカンズのTシャツ
ワークショップ終了。ショーの衣装でもあるヤングアメリカンズのTシャツをもらって、顔がほころぶ生徒たち。「ステージでは、客席の家族の皆さんに笑顔を見せてね!」
ランチ休憩の時には、ニュージーランド出身のYAキャストがグローバルセンターでニュージーランドのジョン・キー首相の写真を発見。佼成女子とニュージーランドの繋がりをお話ししたところ、とても喜んでくれました。家族はタウランガに住んでいるそうで、留学生たちの撮った写真を見たら「ホームシックになっちゃった」そうです。

ランチの後は通しリハーサル。ショーを頭から順番で通して、ポジションや舞台からのはけ方などの確認を行います。毎年、もっと大きな声を出そうと言われることが多いのですが、今年はリハーサルからよく声が出て、スムーズに進みました。余った時間で、生徒からYAキャストへの質問コーナーも。「好きな日本の食べ物は何?」との質問には、「お好み焼き」「しゃぶしゃぶ」という答えが多かったのですが、日本のスナック菓子もとても人気でした。
そして生徒たちは1時間ほど休憩。ずっと練習に付き添ってくれたYAキャストは、その間に自分たちのショーのリハーサルです。

保護者の方々、観覧希望の方々も来場され、いよいよショーが始まりました。
第1部は、YAキャストによる1時間のショー。高1は、最前列のスペシャルシートで、キャストに大声援を送りました。今年もキャストは、アメリカを中心に、ドイツ、カナダ、スコットランド、イングランド、ニュージーランド、メキシコ、そしてジャパンと実に多国籍。そんな彼らが、まさにプロフェッショナルなステージを繰り広げます。キラキラ輝く彼らを見て毎年一番驚くのは、キャストがお世話になっているホストファミリーの皆さんです。日本語での美しい「少年時代」のコーラスで、第1部は終了しました。

いよいよ第2部は、高1生たちの本番のステージ。ホストファミリーを引き受けて下さった保護者の方々には、最前列の特等席へ移動していただきました。
200名近くの生徒と42名のYAキャスト全員が登場するステージはたいへんな迫力で、客席にもダンスのうねりが振動となって伝わってきました。生徒たちのソロパート場面もたくさん用意されており、1人で表現する緊張を楽しめる人、あがってしまう人、生徒によって気持ちは様々だったと思います。でも、最後には全員が客席に向かって、笑顔と共に「楽しい!」という気持ちを贈ってくれました。

ヤングアメリカンズ
ヤングアメリカンズ
YAのキャストになるためのオーディションは40倍の狭き門。昨年の公演の時に、その合格者に本校の卒業生2名が入ったとのニュースが伝えられましたが、実はその2名、未遊さんと海さんがさっそく今回のキャストとして参加していました。「今日は本校にとって、とても嬉しい特別なステージでした」と宍戸校長から紹介された2人は、会場から大拍手を受けました。
「11年前に、本校は日本の教育機関の中で最初にヤングアメリカンズを導入しました。この取り組みを通して、子供たちは多くの事柄を学ぶことができると信じて、このプログラムを行っています。今年もまた、子供たちの今後の大きな変化を感じていただけるのではないかと思います」(宍戸校長)。
ヤングアメリカンズ
ヤングアメリカンズ
最後に参加した子供たちが世界中でつながるという思いを込めた曲、「If We Hold on Together」で、ショーは幕を閉じました。Thank Youという言葉が本当にたくさん聞かれたこの3日間、本当にありがとうございました。
そして、このプログラムを支援して下さった保護者の方々、ホストファミリーを引き受けてくださったご家庭の皆様に、深く感謝申し上げます。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)