2学期始業式9月1日(金)、本校講堂にて2学期の始業式が行われ、夏休みを終えた生徒たちが元気な顔で集合しました。インターハイ優勝を果たしたハンドボール部、書道パフォーマンス甲子園に出場した書道部などを始め、生徒たちの様々な夏の成果が嬉しい2学期のスタートでした。

■校長訓話
8月6日に愛媛県で行われた「書道パフォーマンス甲子園」で、本校の書道部は日本の美をテーマにした素晴らしいパフォーマンスを行いました。6分間という時間の中で、一人ひとりが自分のパートをしっかりこなすことで、一つの大きな表現体が完成していきます。小さな部分で何か不十分なところがあったとすると、それがたちまち大きな作品に影響を与えてしまうことになりますし、逆に一人ひとりの個性が一定のレベルをもって融合しあうと、作品そのものがより輝くのだと感じました。
書道パフォーマンス甲子園の後、私は8月10日には福島県で行われたインターハイのハンドボール会場に行きました。ご存知の通り、本校のハンドボール部は、春の全国選抜に続いて、インターハイでも優勝するという大変な偉業を成し遂げました。
そしてこの時も、私は感じることがありました。チームの動きを見ていると、選手それぞれがチーム内で自分の役割を果たし、チームポテンシャルを極限まで高めていこうとしているのを感じるのです。つまり、先ほどの書道パフォーマンスとまったく同じです。一人ひとりがそれぞれの役割をしっかりと一定のレベルをもって果たすことで、それは全体としてとても大きな、我々の想像を超えるような力となる。その結果、優勝というすばらしい偉業を成し遂げることにつながったのではないかと思います。
大きな目標を達成するときに、各パートの動きが全体にとても大きな影響を与えるということ。そしてその動きが安定して十分なものであると、私たちが想像する以上の力につながるのかもしれないということ。これを改めて感じました。
教育にとって、夏は特別な時期と言われます。植物たちが日の光を浴びて大きく葉を伸ばすように、皆さんも、まばゆい光を浴びて、一人ひとり個性を伸ばす時であろうと思います。
たまたま書道部とハンドボール部のことを代表して申し上げましたが、私は皆さんそれぞれがこの夏休みに日常の枠を超えて、大きく成長してくれたのではないかと思っています。
本校は、このような一人ひとりの個性を育てていく一方、多くの個性がそれぞれ互いの立場を理解して、共感をしていくことを大切にしています。個性が集まって協力しながら大きなことについて取り組んでいくと、個人では超えられないような壁を乗り越えられる。そういう姿を、今までも私はずっと見てきました。輝くような個性が互いを磨き、溶け合って、大きな個性となり、さらに輝きを増すのです。
2学期は文化祭があります。高3は受験準備が佳境に入ってきます。文化祭はもちろん、受験勉強も、みんなで協力をしながら取り組むことで、大きな力に変えていってもらいたいと思いますし、それぞれが持つ目標に向けて、着実に一歩一歩進めるような学期にしてもらいたいと思っています。

■各種認証・表彰

  • バトン部
    東京都バトン協会バトントワーリングコンテストにて、8名が金賞(初級、中級)を受賞
  • ソフトボール部
    中高ソフトボール八支部大会にて第3位、優秀選手賞を獲得
  • ハンドボール部
    東京都私学大会にて優勝(新チーム)

■ハンドボール部壮行会
最後に、ハンドボール部の優勝報告会及び国体壮行会が行われました。
インターハイで全国優勝をし、春夏連覇という偉業を成し遂げた佼成女子ハンドボール部ですが、今度は10月5日から実施される「えひめ国体」に少年女子の部の東京都代表として出場します。国体優勝で、三冠達成という期待がかかっています。
ハンドボール部からは、インターハイ優勝及び、優秀選手に本校から4名選出されたことが報告され、引き続き、国体に出場する選手の紹介が行われました。国体出場選手は本校より12名が選出されることになっており、また監督は本校の石川先生、コーチは安藤先生です。
生徒会長からは「プレッシャーに負けず、のびのびとプレイをしてきてください」、校長先生からは「それぞれのプレイをリスペクトしながら、大きな力に繋げていってください。学校全体でみんなのことを応援します」とのあいさつがありました。
ハンドボール部代表からは、「インターハイでは自分と仲間を信じて勝つことだけを考えていました。その結果、やり切ったという試合になったと思います。高3は佼成女子として出場する機会はもうありませんが、東京都代表として国体に出場します。気のゆるみを出さないよう、一人ひとりが心構えをきちんとして、佼成女子初となる高校三冠を取りたいと思います」との頼もしい挨拶がありました。

■ゆめポッケ発送式
最後に、6月6日から21日にかけて行われたゆめポッケ運動の発送式がありました。宗教委員会では、1学期終業式の放課後に、生徒の家庭から提供してもらった文房具やぬいぐるみ、そして中学生たちが英語で書いたメッセージカードの袋詰め作業を行いました。中学生たちには、さらに夏休みに来年のゆめポッケのための袋づくりもしてもらいました。
「そうした皆さんの真心こもったゆめポッケは、今年で全部で43袋作ることができました。日本全国から集まったゆめポッケの袋はいったん倉庫に納められ、来年の春ごろ、アゼルバイジャン、アフガニスタン、英国、北アイルランド、スリランカ、パレスチナ自治区、レバノンなどの子供たちに届けられることになっています」(宗教委員)
「世界には、国や民族、宗教の違いを理由に多くの争いが起こっています。そうした状況下で、故郷から遠く離れて暮らすような生活を強いられている子供たちが、この地球上にはたくさんいます。こうした活動を通して、厳しい環境のなかで生活している子供たちに、私たちの思いが少しでも届けられればうれしく思います。ご協力ありがとうございました」(宗教委員長)
校長先生からは、「この運動は、本校では1999年から続けており、このように世界に向けての活動もまた、佼成マインドの一つです」との言葉がありました。

今月の23、24日はいよいよ乙女祭。それに関する連絡事項も増えてきました。一人ひとりの個性を合わせることで、より大きな力となります。みんなの力で佼成マインドを発揮していきましょう。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)