2学期始業式9月1日(土)、本校講堂にて2学期の始業式が行われました。インターハイ連覇を果たしたハンドボール部、シンガポールで行われたGlobal Link Singapore(グローバルリンク・シンガポール)で2位に輝いたSGクラス生徒など、生徒たちの文武にわたる夏休みの成果が嬉しい始業式となりました。また、タイから留学生がやってきました。これから6か月間学校生活を共にします。

■校長訓話
夏休みの間も、それぞれの生徒が自身の活動の中で努力し、成果を挙げてくれました。皆さんのその努力に敬意を表したいと思います。本校には日本を代表するような高校生がいるということを、生徒の皆さんは誇りに思ってもらいたいと思います。
さて、世界各地は異常気象により、多くの災害に見舞われています。40度を超える酷暑や、8月23日のダブル台風による大きな被害、またゲリラ豪雨により、この近辺の久我山駅や経堂駅も浸水しました。気象予報の進化を超えて、今までの経験値では予測できない困難なことが起こっています。
これは気象情報だけの課題ではありません。現代は「VUCAの時代」と言われています。
Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)、このようなマイナスの言葉の頭文字を羅列して、VUCAです。AIの発達、さらに少子高齢化、環境破壊、差別、SNSによるいじめやフェイクニュースの拡散、都市の空き家増加など、これまでの経験をもとに解決することが難しくなることが増えてくると思われます。このような事態に対処するためにどうしたらよいのか。その方法は多種多様で、正解と呼べるものはありません。
しかし、人間力を基盤として、それぞれが他者と協働して、目の前にある難問題に立ち向かうことは絶対に必要なことです。他者と協働するため、共感性を育むこと、社会で必要なコミュニケーション能力を養成すること、基礎的な知識、すなわち教科書レベルの学習事項を徹底して学ぶこと、日本の文化や歴史、宗教を含めた国際的な教養を広い視野で身につけることは、対処の基礎を確立するうえで必要不可欠なことであると言えます。
そしてこれからは、その基礎をもとに人がそれぞれ、新しい考え、新しいものを生み出すことが必要になってくるのではないかと思います。経験が通用しないなら、知識として経験を活用して、新たな方策を講じるしかありません。既存の常識や価値観を打ちやぶって、不可能を可能にする創造性が必要だと思います。
皆さんにはしっかりと確かな人間力を中心に持って、深い教養を身につけたうえで、人々のために新しい考え、新しいものを創造していってもらいたいと思います。

■各種認証・表彰

  • バトン部
    東京都バトン協会バトントーワリングコンテスト 金賞受賞(中級2名 初級3名 入門7名)
  • 吹奏楽部
    東京都高等学校吹奏楽コンクール A組金賞(7年連続)
  • バレーボール部
    夏季大会 Dブロック優勝 東京都ベスト24入り 春高1次予選出場権獲得
  • ハンドボール部インターハイ優勝報告会 兼 国民体育大会全国大会出場壮行会
  • SGH グローバルリンク・シンガポール発表会及び表彰(徳久さん)
  • トビタテ留学ジャパン発表(松澤さん)

また、スーパーグローバルハイスクールの名にふさわしく、佼成女子に海外から留学生がやってきました。タイからの留学生1名はすでにこの始業式に参加しており、これから1年A組で6か月間学校生活を共にします。また、9月8日には、スリランカのヴィサカ校より、1週間の短期留学生4名がやってきます。
宍戸校長の言葉にもありましたが、共に様々なことをシェアしながら、深い学びにつなげてもらいたいと思います。

今月はいよいよ乙女祭。間もなく準備が佳境にはいることでしょう。一人ひとりの能力、個性、考えを持ち寄って、新しいものを創造していってください。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)