山本喜平太校長

大学受験真っ只中

「厳しい受験学習の中で、自分に真剣に向き合ってくれた父に、あらためて大人として尊敬できる父親を発見した」「受験に失敗して佼成に入学した時は[もう目標は、怖いから持つまい]と思っていたが今友達との支えあいの中で再び目標を持ってチャレンジしています」など……。1月13日のセンター試験を前に一泊の合宿を終えた四十数名の生徒たちが、3時間余りにおよび今までの自分を振り返って語りました。
「皆一人では心細い、でもこうしてお互いに支えあっているのだから頑張ろう」と誓っているようでした。すでに受験を終わった生徒からの暖かい応援の言葉もありました。そして今受験の真っ只中、試験に行った生徒たちは、うまくいってもいかなくても当日はそのまま学校に帰り励まし合い、心を整えて次の日の試験に備えています。

感動を有難う

「このクラスはまだもめているが大丈夫かな?」「このクラスは他の先生が色々注意したのを受け止めてだいぶクラスの雰囲気も良くなった」など……。合唱コンクールの二日前、担当の先生はそれでも「去年を60点とすれば今年は70点の出来」という報告をくれました。当日の発表には沢山の保護者の方々もおいで下さいました。もめていたというクラスも心が一つになったような美しいハーモニーを聞かせてくれました。それまでのすれ違いやいさかいを超えてここにたどり着いただろう生徒たち、その美しいハーモニーに鳥肌の立つような感動を覚え熱い思いがこみ上げてきました。生徒の皆さん、感動を有難う!

保護者アンケートについて

二学期の終わりに保護者の皆さんにアンケートをお願いしました。ご協力を戴き年々回収率が良くなってきています。昨年は343通でしたが今年は407通になりました。内容を見てみますと、なかなか困難であった学習への取り組み、私たちが大切にしている学校行事、また進路指導、学級通信、担任の子供理解などに少しずつではありますが前進した評価が見られました。一方で教育目標、生徒の学校生活等については高評価であるものの去年よりはさがり、また生徒個々に応じた取り組み、人間関係を高める取り組み、学校設備等についても昨年よりマイナスの評価をいただきました。個人のお名前で疑問やご要望をいただいた件につきましては個々に答えさせていただきます。いずれにせよ保護者の皆さんのアンケートのご意見は、学校運営において正面から受け止めて改善を図ってまいりたいと思っています。有難うございました。

おわりに

厳しい冬の日と穏やかな春の日が交互にあるようなちょうど季節の境目に差し掛かってきました。いよいよ高校3年生の旅立ちの日が近づいています。6年間又は3年間、「一番大切なことは、人の喜びや悲しさがよくわかること」と私はいつも言い続けてきました。学校を旅立っていく生徒の皆さん、そのことが本当の生きる喜びにつながる、本当の幸せにつながることを今一度かみしめて旅立ちの準備をしてください。最後になりましたが、影に日向に学校を支えていただきました後援会の役員を始め、保護者の皆さんのご理解とご協力に心よりお礼申し上げます。

2010/03/05 15:08