皆さん、こんにちは。
このたび山本喜平太先生より本校の校長職を引き継ぎました山内日出夫です。
私はかつて福島県会津若松市の市長として、「会津大学」という日本初のコンピュータ専門大学の創設に奔走(ほんそう)したことがあります。
会津大学を開学した1993年当時は、コンピュータに関する講義ができる先生が日本に少なかったため、世界中から先生を募集しました。その結果、約6割が外国の先生という、きわめて国際色豊かな大学としてスタートしたのです。その時に感じました。どんな地方都市でも、どんな小さな町でも、世界中と結びつくことができる時代になったということを。そして今後は、世界と結びつく力を持つことが大切だということを。
山本・前校長先生のお力で、本校は「英語の佼成」として広く知られるようになりました。ニュージーランドへの留学や修学旅行も、ますます活発になっています。その大きな強みを軸とし、上記の私の体験も活かすことで、これからも「世界に開かれた佼成女子」を継続・発展させたいと考えます。
さらに、「人と人の交わる力を育てる」という本校のモットーに基づき、これからは「まわりの人」だけではなく、「世界中の人」と交わる力として育成したいと思います。そして、本校の生徒がいろんな国々に行くように、本校にもいろんな国々から生徒が来てもらえるようにしていきます。それらがやがて、建学の精神「平和社会に貢献する」という力につながっていくと考えるからです。
これからはますます多様な社会になり、未来に羽ばたいていく人たちには、多様な文化を受け止められる人間性が必要となります。佼成女子は、そんな社会で活躍ができる世界的な視野を持った人材を育成します。そのために私は、これまでつちかった力を出し切り、生徒、保護者の皆さま、教職員を精一杯応援し続けます。
皆さん、これからの佼成女子にもどうぞご期待ください。
佼成学園女子中学校高等学校校長 山内日出夫
(やまうち・ひでお=福島県会津若松市、市議2期8年、市長2期8年、計16年を務める。公立大学法人「会津大学」の開学に尽力。その後、市政から離れ、「人づくりは教育から」の思いを胸に市立高崎経済大学に入学し、地歴・公民の教員免許状を取得。2009年1月に本校顧問、4月に副校長に就任、2010年4月1日付けで校長に就任。)
