宍戸校長のBack to Basics Back to Basics

Sports Festaを通して考えたこと

生徒3名が選手宣誓皆さんこんにちは。校長の宍戸崇哲(ししどたかのり)です。毎月1回、校長としての私の感じたことや考えを「宍戸校長の【Back to Basics】」と題して、本校HPで発信していきます。学校や生徒のことを中心に社会の出来事なども交えて、皆さんと何かを共有できればと思います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。今回は「Sports Festaを通して考えたこと」と題してお届けいたします。

「皆さんがいつも(学校近隣を)掃除してくれることは仏教で「身施 しんせ」といいます。サイトで調べました! 今日のSports Festaのグランド整備も皆さんのおかげでできました。感謝しています。これが皆さんの強さなんですね。」 (*身施(捨身施)自分の体で奉仕すること。模範的な行動を、身をもって実践すること。人のいやがる仕事でもよろこんで、気持ちよく実行すること。)

本校の生徒会長が、Sports Festa(体育祭)当日のハンドボール、バスケットボール部の関東大会出場の全校壮行会で挨拶した中の言葉です。この挨拶後、私の挨拶があったのですが、私が話そうとしていたことをすべて話されてしまいました。子供たちの成長が大変嬉しく、また頼もしく感じた一瞬でした。

リレーの様子本校は設立理念や校訓に基づいた「5つの実践」という活動を全校で啓蒙しています。その中で、整理整頓の実践、思いやりの実践があります。この考え方をもとに、各部活動は学内外の清掃活動を行い、自らのこころを整え、技術向上に努めています。まさに「心技体」がバランスよく養成されて、全国制覇へとつながっているのだとあらためて感じます。この実践は留学する子供達にも浸透していて、異文化のなかで多くの困難や課題に直面した際にも、この実践を通して一歩一歩人としてのステージを上がり、卓越した人間力を獲得していきます。高い人間力に裏づけされた総合力で、自らの限界を超えた進路を実現しているのです。新しい教育の形では「集団」よりも「個」にフォーカスしていますが、優れた「個」が互いに化学反応を起こすと、想定外の結果を生み出します。これが本校教育の真骨頂だと思います。

扇を片手に、乙女祭のようす本校Sports Festaは14回を数え、その形も変わってきています。午前中に球技大会、午後には紅白応援合戦、その後、学年の教員も入った障害物競走や学年を超えた紅白対抗リレー、クラブ対抗リレー、高校3年生全員による演舞「扇の舞」が行われました。どのプログラムを見ても、本校ならではの楽しさや工夫にあふれ、競技だけでなく運営する生徒達の適切な対応と努力で、年々そのレベルを上げています。また、女子だけですべてを運営するので、共学校にはない独特な雰囲気があります。学校説明会でもお話させていただくのですが、この環境こそが、世界基準の女子リーダーを育み、創意工夫あふれるcreativityを開花させるものとなっていると考えています。新たな才能やアイデアは、時に批判や価値観の違いによって異端として扱われて、ごくありふれたものの中で、残念ながら、その姿を消すこともあります。昨今STEAM教育などで、ARTが注目されていますが、ARTの世界では、その表現や作品がいかに独創的で斬新であるかが重要な要素となります。私たちは現代社会の枠組みを適正に維持しながら、子供たちのもつ、今までに見たこと聞いたことのないような考えを尊重して、いかに大切にしていくかが必要であると考えます。

本校の中では、子供たちが新たなoriginalityあふれる考えを表現し、活動できる機会を日ごろの探究型授業や学校行事、研修、学習発表会、部活動など、様々な場面で整えております。本校は、子供たちが主体的に学べる場、表現できる場であるために、さらに新しい取り組みにチャレンジしていきたいと考えております。           

学校長 宍戸 崇哲

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