本校ではすでに「在学中の偏差値伸び率 首都圏№1」「英検1級・準1級取得率 全国トップレベル」など華々しい成果を挙げてまいりました。
しかし、それに甘んずることなく、21世紀を生き抜く子どもたちのために、2020年度より以下のような学校改革を推し進めています。
学校説明会ではさらに詳しくご説明いたしますので、どうぞ足をお運びいただけましたら幸いです。
《学校改革内容》2020年度よりスタート! 2022年度も新たな施策が進行中!
① 中間試験の廃止と21世紀型学習の推進
定期試験によって分断されてしまいがちな「探究型学習」を推進するため、中間試験を廃止することで、新時代に求められる主体的な学びの時間を確保します。従来の暗記再現型学力も、単元テストの徹底で保証していきます。従来型学力を60%、新しい学力を40%の割合で学期ごとの評価を行います。グループワークやプレゼンテーションなども盛んに行い、社会に出てからも役立つ力を身につけます。
② 「チーム担任制」の導入
「A組は○○先生」というような固定担任制ではなく、複数クラスを複数の教員で横断的に担任するのが「チーム担任制」の仕組みです。思春期の女子に悩み事は付き物です。そんな時に「チーム担任制」なら、話しやすい先生を選んで相談することも可能です。性別や年齢だけでなく、教科のバランスも考慮してチームを組んでいるため、「理系に進みたいけど、うちの担任は文系だから…」ということも起きません。教員間での協働により、指導の効率化と均質化を図ることもできます。2021年度より高校でも導入し、中1~高3まで全学年で実施しています。
③ 複数の大学との特別教育提携
すでに高大連携が叫ばれて久しい昨今、本校は「真の高大連携」に向けて具体的に動いている数少ない学校の一つです。単に推薦枠をいくつ持っているというようなレベルを超えて、施設利用や大学単位の取得など、新しい時代の高大連携に向けて協定を結んでまいります。本校は上智大学・成城大学に加え、2021年度には東京都市大学とも特別な教育提携を行い、大学の教育と高度に接続しながら、生徒たちを未来へと橋渡ししていきます。
④ 高校の探究学習・PBLの本格化
PBL(Project based Learning)と呼ばれる問題解決型学習の一環として、まるで大学生のような10名程度の少人数ゼミナールを開き、「各個人の研究テーマに基づくゼミ」「企業とコラボした学び」を展開します。それぞれの得意分野や関心事にスポットを当てて深掘りする、そして社会とつながる楽しさに触れるなど、学びの個別最適化を目指します。中1から高2まで、1年間の研究成果発表の場として3月に全校一斉で「Presentation Day ~知の発展~ 」を開催し、高い評価を得ています。
⑤ 外部NPO団体と部活動の協働・女子サッカー部の創設
2020年度に「女子サッカー部」を創部し、部員も増えてきています。日本サッカー協会公認指導ライセンスを持った指導者が常に指導に当たっています。このように世田谷をはじめとした周辺地域との連携し、新しい学校部活動のあり方、学校と地域との新しい協力関係を模索しながら、「開かれた学校」を目指して進んでまいります。
以上5点に加え、校舎も順次、改装してゆく予定です。
次代を牽引する「これからの佼成女子」にどうぞご期待ください!