【在校生・保護者】 災害発生時の対応 Weather-Related Cancellations

大地震等により、首都圏内の通信・交通・その他ライフラインが壊滅的な打撃を受けた場合、本校は以下のように対応してまいります。
「平時の備え」の一つとして、ご確認ください。

在宅中

  1. 1登校せず、家族と行動を共にしてください。
  1. 2学校からの連絡を待ち、自宅で待機してください。

登下校中

  1. 1安全を確認しながら、なるべく帰宅してください。
  2. 2もし学校が至近距離にあり、学校に避難するほうが安全だと判断したときは、学校に来て指示に従ってください。
  3. 3上記l、2が不可能な場合は、周囲の人々と共に安全な場所に避難してください。駅構内や、公共施設にいた場合は、その施設のアナウンスに従い、事態 が平静を取り戻した後、周囲の安全に充分気を配り、帰宅してください。
  1. 4近くにある私立中学・高等学校に避難することもできます。(女子校もしくは共学校)都内の私立中学校・高等学校に避難すれば、原則としてその所在と安否を在籍校に連絡してもらえます。なお、避難先の学校の状況によっては、受 け入れてもらえない場合もあります。家から学校までの通学路(通る駅)周辺にある私立中学校・高等学校を事前に調べ、複数校を候補として考えておいてください。

在校中

  1. 1学校の指示に従ってください。
  2. 2遠距離通学者で、下校する生徒が危険である場合、生徒の自宅付近が特に危険地帯である場合は学校に留まります。
  1. 3本校が被害を受けて、避難しなければならなくなった時の広域避難場所は、「第一生命グラウンド」(上祖師谷1丁目)です。
  2. 4非常用の食料・飲料水が配布されます。

災害発生時の生徒帰宅について

平成22年 1月15日付、 内閣府中央防災会議は 「膨大な数の帰宅困難者への対応」として 「一斉徒歩帰宅者の発生の抑制」を定めています。
本校もこの方針に従い、 一定期間、 生徒 ・ 教職員は本校校舎内または近隣避難所に留まることになります。

生徒の帰宅を認める条件
首都圏内の通信・交通・その他ライフラインが壊滅的な打撃を受けるような災害が発生した場合、
原則として生徒の下校・帰宅は認められません。 帰宅を認めるための条件は以下のとおりです。

  1. 1保護者が迎えに来る
  2. 2交通網の復旧・安全が認められる
  3. 3その他学校が認めた場合(十分に安全が認められた場合など)
  1. 4下校する場合は、集団下校班を編成して行動します。(集団下校班は、毎年4月に編成します。)

※ 生徒の安全管理上(および出欠管理上)、許可なく帰宅することは認められません。

学校からの公式アナウンスの手段

  1. 1一斉メールの連絡網によるアナウンス
    • インターネット関係の通信インフラが利用可能な場合、「安否情報」や「生 徒の帰宅に関する学校判断」「休校や授業再開」のアナウンスを、登録いただいた連絡先にアナウンスします。(アクセス数が多く、サーバーが混んでいる場合には連絡が行くまでに時間がかかる場合があります。)
  2. 2本校ホームページによるアナウンス
    • ①と同じように「安否情報」「生徒の帰宅に関する学校判断」 「休校や授業再開」のアナウンスを本校ホームページにて行います。
      www.girls.kosei.ac.jp
  3. 3ニッポン放送による私立学校安否情報
    • 非常時にはニッポン放送(AM1242kHz·FM93)が安否情報をお伝えします。
    • 「佼成学園女子中学高等学校は全員無事です」といった最低限の安否情報のみです。本校は第8支部に所属します。毎年9月1日に行われる試験放送もご確認ください。
    • ニッポン放送は「学校安否情報」のほかに「お勤め先安否情報」を放送するため、本校の安否情報を取得するまでにある程度の時間を要する可能性があります。
  1. 4災害用伝言ダイヤル(171)によるアナウンス
    • インターネット関係が利用不可能な場合、「安否情報」や「生徒の帰宅に関する学校判断」「休校や授業再開」のアナウンスを、災害用伝言ダイヤル(171)を利用して行います。
    • 利用電話番号は、03-3300-2354(学校災害時優先電話)です。
    • パスワードは設定しません。
    • 原則として、各家庭からの返答メッセージに対応することは出来ません。

各家庭と生徒個々の連絡について

  1. 1学校の電話や個人の携帯電話などを利用して個別に連絡を取り合うことになります。
    • 学校代表番号を使った個別の問い合わせ連絡は避けてください。 全校生徒の家庭との連絡を学校が一度に仲介することは不可能です。
    • 大規模災害時には電話が極度に集中してつながりにくくなります。 音声による会話ではなく、メールを使うよう心がけてください。
    • 災害時は校内の携帯電話の使用を認めます。 ただし、停電等も想定できますので、電池またはソーラー式の充電器など、普段から用意しておくとよいでしょう。(学校で全校生徒の充電はできません)
  1. 2固定電話や携帯電話、メールがつながらない場合、どこに安否の伝言を預けるのか各家庭で決めておいてください。
    • 例1:災害用伝言板(携帯電話各社)
    • 例2:災害用ブロードバンド伝言板(web 171)
    • 例3:災害用伝言ダイアル(171)

登下校中・休日・深夜早朝などに発災した場合の
全校生徒の安否確認方法

登下校中・休日・深夜早朝など、生徒が学校にいない時間に発災した場合、
学校は全校生徒の安否確認を行います。そのため以下の方法で学校に連絡してください。

  1. 1インタ ーネット関係の通信インフラが可能な場合 一斉メールの連絡網にて問い合わせをします。 その際の「送達確認」をもって安否を確認いたします。
  1. 2インターネット関係の通信インフラが利用不可能な場合 災害伝言ダイヤル(171)に以下の項目を録音してください。
    • 年組番氏名
    • 本人の安否
    • 現在いるところ
    • 家族の安否
  • 学校に届け出ている自宅の電話番号を利用電話番号としてください。
  • 内容は家族向けのメッセージを兼ねていても問題はありませんが、本校関係者がメッセージを開く可能性があることを想定し、録音してください。

「登下校時の緊急避難校ネットワーク」について

大都市災害の対応について子供達の安全を守る為に、東京の私立中学校・高等学校では、神奈川県の私立小中高とも連携して「登下校時の緊急避難校ネットワーク」という取り組みを行っております。
この取り組みは、登下校の時間帯に震災が発生し、首都圏の交通機関がストップするような状況においても所在不明の生徒を極力ださないよう、帰宅困難生徒の保護とその情報伝達について学校間で出来る限り協力し合うというものです。
保護者の皆様には、下記の内容をご理解いただきますとともに、お子様へのご指導を賜りますようご協力お願い申し上げます。
なお、各校からの情報は本校HPにて掲示をする予定です。

登下校中に大きな地震が起きて、電車やバスが止まり、学校や自宅にたどりつけなくなってしまった生徒は、 近くにある私立中学・私立高校に避難することが出来ます。

【留意事項】

  1. 1東京・神奈川の私立中学・高校に避難すれば、原則として、その所在と安否を在籍校に連絡してもらえます。(避難先の学校から保護者に直接連絡が行くわけではありません。)
  2. 2そのため家から学校までの通学路(通る駅)周辺にある私立中学・高校を事前に調べ、その所在を確認しておいてください。
    • googleマップ等を活用して調べ、 地図や情報を常に持ち歩く、 などが有効です。 東京私立中学高等学校協会 公式 HP 「東京私学ドットコム」 のトップペー ジにある学校検索機能では男女別・沿線等を選択して学校 を調べる事も出来ます。
  1. 3女子は女子校もしくは共学校に、避難するようにしてください。なお、避難先の学校の状況によっては、受け入れてもらえない場合もあります。 家から学校までの各駅で、複数の学校を候補として考えておいてください。
  2. 4ただし、駅構内や公共施設内にいた場合は、急いで私立学校を目指すので はなく、まずはその施設のアナウンスに従ってください。