山内校長講話1月8日(水)、本校講堂にて3学期の始業式が行われました。2014年は佼成女子が創立60周年を迎える記念すべき年です。また、高1の留学コースはいよいよニュージーランドに旅立ち、高3は受験のハイシーズンから卒業式へ、そして学校全体としては合唱コンクールに向けての練習が始まります。この日は、留学コースの1年F組G組の壮行会も行われました。

■山内校長講話

「今年は本校にとって60周年を迎える記念すべき年になります。本校をお創りになられた庭野日敬先生は、この学校をお創りになるとき、精神的な柱として行学の二道を唱えられました。この行学二道に関して、庭野先生がこのような文章を残しておられます。
『今の社会には、知識の豊富さでは驚嘆するような人がいくらでもいます。ところが、そういう人は人生の問題で迷い、決断ができずにノイローゼになったりしている人が多いのです。情報洪水の今の世の中、才覚のある人ほど苦労が多くなってしまうわけです。私たちは良い話を次から次へと聞かされ、自分ではかなり利口になったつもりです。しかし、知識として知っているだけでは本当に自分のものにはなっていないのです。良いことを聞いたら、その通り実行してみなくては何事も本当にはわからないのです。私は、これはいい話を聞かせてもらったと思ったら、すぐにその通り実行をしてみるのです。すると、もっとよくわかってきます。身についてしまうわけです。情報社会になればなるほど、自分の信じるものをしっかりと心に持つことが大切で、それには行学の二道がどうしても必要なのです』
行と学というのはそれぞれが独立した存在ではなく、融合し合っているものなのだということを、この文章は伝えています。
もう1つ、庭野先生がお創りになった本校の設立理念は、「国際社会の平和に貢献できる人材を育成したい」でした。皆さんにも、日本という物差しだけでなく、世界という物差しを自分の中に持って、佼成女子から世界に羽ばたく強い意志を持てるような生徒になって欲しいと私も願っています。そのために本校では、様々なプログラムを行っていますが、、そこに今年から新たに付け加わったものがあります。それは、ニュージーランドの学校2校との姉妹校提携です。
ひとつは、Waikato Diocesan School for Girls。英国式の全寮制の学校ですが、ニュージーランドでは最も質の高い、そして最も優秀な生徒たちが入学する学校です。もうひとつの学校は、Napier Girls’ High Schoolで、歴史と伝統ある学校として大変有名な学校です。
Waikato Diocesan School for Girlsからは、春に校長先生が来校され、姉妹校の調印をする予定になっています。また、Napier Girls’ High Schoolからは、4月20、21日に生徒15名と引率の先生が本校に来られます。ぜひ、おもてなしの心を持って、歓迎の意を表していただきたいと思います。将来的には、両校と本校の生徒たちの交流ができるような仕組みを作っていきたいと思っていますので、期待していてください。
3学期が始まります。皆さんの頭と心の中に、真新しいエネルギーを作って、しっかりした3学期にしていただきたい。最後の学年生活となる高3には、良き思い出を残してほしい。受験を控えた生徒たちは、本校で学んだ力をすべて投入し、必ず自分の夢を実現する意思を持って受験のハードルを乗り越えていただきたい。成功を祈っています」

特進留学コース壮行会■1年F・G組の壮行会

10回目という節目の年に、46名と過去最多人数となったKGGS特進留学コース10期生。留学生たちは、1月18日に日本を出発し、約11か月の留学を経て、12月7日に帰国します。留学生たちは、ニュージーランドの留学先の地域ごとに分かれて登壇し、挨拶を行いました。
F組の白倉さんからは、留学プログラムについての説明がありました。留学生たちは従来のハミルトン、タウランガ、ネイピアに加えて、新たに加わったニュープリマスの4地域、22校に分かれて学びます。また、新たな取り組みとして、そのうちの2校はホームステイではなく、学生寮に滞在します。
留学生代表の塩瀬さんからは、英語と日本語でのあいさつがありました。
「私たちはあと1週間で旅立ちます。留学することに期待と興奮を感じています。今年から初めて特進留学コースは2クラスに分かれ、様々なことを乗り越えてきました。ただ、2クラスということで留学という目標に向かって差が開いてきてしまったり、お互いに理解しあえるのか不安でした。でも私たちは乙女祭でたくさん話し合って、様々なことを議論してきました。それがお互いの理解を深めたのだと思います。
もう1つ大きな問題があります。それは、私たちの勉強に取り組む姿勢です。私たちは英語のテストで留学コース過去最低の平均点を取りました。私たちはこれを聞いたときに、がっかりしたし、たくさんの先生方をがっかりさせてしまいました。この時、私は自分に厳しくすることの大切さ、いつもベストを尽くすことの大切さを知りました。でも私はそんなにすぐ自分にベストを尽くせませんし、自分に厳しくもできません。だから私はこの留学で、絶対に自分に厳しくなれるような人になります。
KGGS10期生は、いちばんうるさくて、いちばんユニークなクラスです。こんなユニークな私たちは、それぞれの言い方で、皆さんにありがとう、さよならを言おうと思います。
応援して下さる先生方、皆さん、今日は本当にありがとうございます。私たちはいろんな意味で大きくなって帰ってきます」

■各種表彰

  • 吹奏楽部
    • 多摩アンサンブルフェスタ 
      中学の部 木管7重奏 金賞
      高校の部 管打楽器9重奏 金賞、管打楽器10重奏 銀賞
    • 東京都高等学校アンサンブルコンテスト 
      高校の部 木管3重奏 金賞、管打楽器8重奏 金賞
      ※木管3重奏は、2月9日の都大会出場決定
  • ハンドボール部 
    • 東京都秋季大会兼全国高等学校ハンドボール選抜大会都予選 優勝(全勝優勝)
    • ニューイヤー高等学校女子ハンドボール大会 東京都フランチャイズカップ 優勝(全戦全勝、2年連続)
  • 書道部
    • 第12回岐阜女子大学書道展 第5席
    • 第8回全日本小学生中学生紙上展 学年別ベスト100
    • 第62回大正大学全国書道展 第21席 中学生中6位
    • 学芸サイエンスコンクール 全国4位
    • ※NHKのEテレ「スクールライブショー」の放映日は、1月17日、24日、31日に変更になりました。

ハンドボール部壮行会■ハンドボール部壮行会

関東高等学校ハンドボール選抜大会の東京都代表となったハンドボール部の壮行会も行われました。この大会には、7年連続18回目の出場となり、昨年度は見事全国優勝を遂げています。
出場選手紹介のあとは、生徒会長、体育部代表の応援の言葉、校長先生から激励の挨拶がありました。選手代表からは、「チーム一丸となってがんばりたいと思っています」という言葉がありました。


2014年が始まりました。今年は創立60周年という記念の年、社会的には冬季オリンピックとワールドカップがある年です。
今年度としては残り3か月間。受験に専念する人、留学に旅立つ人と様々ですが、逆に目標を持っていない人にとっては、油断したらあっという間に終わってしまう短い学期でもあります。学年の最終学期、みんながそれぞれの目標に向けてがんばっていただきたいと思います。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)