「活きた英語力」育成と「21世紀型教育」推進
本校では英語を軸として、学力向上に学校を挙げて取り組んでいます。
理解度に差が生じやすい英語と数学においては習熟度別授業を導入し、一人ひとりが理解できるまでじっくり丁寧な指導を実践しています。
また、21世紀型教育を推進して、主体的な探究学習を本格化する一方、
電子黒板や一人1台のiPadを用いたICT教育を取り入れるなど、時代の変化を捉えた授業改革を日々行っています。
一人ひとりに合わせて学力を伸ばす!きめ細やかな学習指導Point7
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- Point01
- Transfer of learning(学習の転移)
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1つの教科ができるようになると他の教科に波及し、全ての学力の伸びにつながっていく―。
それが「Transfer of learning(学習の転移)」です。
佼成では英語を基軸教科と位置づけ、学校をあげて英語力の向上に取り組める環境を整え、手厚く指導しています。 早い段階での苦手意識の克服は「やればできる」という成功体験に繋がり、他教科の成績向上へと波及します。
本校の近年の難関大学進学実績の伸びは、英語を得意科目にした生徒の総合学力上昇によるものと考えています。
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- Point02
- 習熟度別授業とチームティーチング
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中学校の英語と数学は、一人ひとりの力を伸ばすため3クラスに分けた習熟度別授業を導入しています。
また総合的な学習の時間(英会話)などネイティブ教員を中心とした授業でも日本人教員が加わり、理解できないままの生徒をつくらないようにしています。
イマージョン授業においては、ネイティブ教員に日本人教員を加えて、スムーズに授業を進めます。
授業以外でも、英検対策の指導に担任も参加するなど、学校全体で生徒の学習を支える体制が整っていることも、佼成女子の特長の一つです。
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- Point03
- ICT教育を強化
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本校では21世紀型教育である主体的・対話的で深い学び 「アクティブラーニング」の実現に向けて、授業改革を行なっています。
その一貫として、一人1台のiPadを利用したICT教育に力を入れています。
iPadには教育支援サービス「Classi」と、共同学習アプリ「ClassiNOTE」をインストールして、さまざまな教育活動で活用していきます。
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- Point04
- 中高独立の自習室を完備
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放課後に学習したい生徒のために、中高それぞれの校舎に自習室を設けています。中学自習室には卒業生チューターが常駐しており、分からないことや大学生活の様子なども質問でき、授業の復習に最適です。
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- Point05
- 充実の「校内予備校」
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中1〜高3までの学内教員の講習は年間を通して設置され、中学校ではサポート講習(補習)に加え、中上位向けの講習も用意しています。
さらに高2・3では外部から大学受験専門のプロ講師を招いて「校内予備校」が盛んで、費用も大手塾の1/3に抑えられているため、時間もお金も節約してハイレベルな講義を受けられます。
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- Point06
- フェロー面談と卒業生チューター制度
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「校内予備校」には大学受験専門スタッフ(フェロー)が常駐しており、成績管理や進路相談を行なっています。
また、卒業生のチューターが約30名在籍しているので、生徒目線の親身なアドバイスをもらったり、志望する大学・学部の先輩から個別指導を受けたりと最高のサポートを得ながら受験勉強できます。
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- Point07
- 家庭学習の徹底
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毎日の家庭学習は、学力を伸ばす上でとても重要です。決められた時間を自主的に勉強できるように中1から指導します。
日常的に宿題や課題を出し、担任は学習の状況を、ビジネス手帳をモデルに作られたスケジュール管理のできる生徒手帳で確認しています。
生徒は時間管理の仕方も身につけながら家庭学習を習慣化していきます。
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- Point08
- 学習合宿
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高校3年生では、春と秋の英検合宿を筆頭に、英語、数学、社会など、個々の必要に応じて学習合宿を実施。
2泊3日の校内(あるいは外部)合宿で、クラスの仲間と連帯感を深めます。勉強のペースづくりをしながら苦手教科を克服し、小さな成功体験を得ます。次のステップへと進む意欲が生まれます。
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- Point09
- 「心」を育む指導体制
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一人ひとりがリーダーシップを取ることができるような多様な行事を用意しています。リーダーにならない時はフォロワーシップを心がけるよう、 教師は全生徒に目を配ります。
「心」を育むための指導体制は授業外でも実践し、学園生活にフィードバックしていくことで、よりよい人間関係の構築を図ります。