【高校受験】 スーパーグローバル(SG)コース Super Global Course

グローバルな研究活動で
成熟した知性と
探究的・実践的な行動力を身につける!

課題研究に最も力を入れるコースの一員として、海外フィールドワークを通じて探究心を劇的に高め、
人間や文化の諸相に視野を広げ、論理的に研究する力を身につけることを目指します。

特進文理コース、スーパーグローバルコース、国際教養と成熟した学力を身につける

SGコースで身につく力

課題解決力
課題研究を通じて主体的な探究力や課題解決力を養成
SGコースは全員が課題研究を行います。その調査手法として、海外フィールドワークを採用。高1冬にタイを約10日間訪れ、インタビュー調査などを行い英語論文にまとめます。普通の高校生にはできない研究活動です。
英語4技能
英語4技能の強化とハイレベルな進路の実現
3年間で通常の英語授業20単位に加えて、<特設英語>4単位を必修とし、計24単位の実践的な授業で英語4技能を強化します。 日本人教員とネイティブ教員が協力して、英語でのプレゼンテーションやライティングを訓練します。
従来型学力
主要5教科の着実な学力向上
カリキュラムの基本は、特進コースと一緒です。 文系生徒も理系科目を受講し、国公立大学の一般受験に必要な6教科8科目入試にも対応しています。 原則、放課後の講習を受講します。部活動との両立に励む生徒もいます。
message
大学教授や大学生、留学生、社会人の方々と話す機会が多いため、視野がものすごく広がります。
自分で調べてプレゼンする機会も多いので、毎日忙しいけど、自分の価値観が変わっていくのが分かります。
スーパーグローバルコース M.K
message
最初はおとなしかった子も、積極的に対話と研究を進めるようになります。
新しいことに挑戦しながら学力を高めたい子にぴったりのコースです。

他では味わえない特別な海外研修

受験対策と成果

大学入試環境が大きく変わるなか、SG生たちは課題研究グローバルな学び英語力によって目覚ましい成果を出しています。

抜群の合格実績

カリキュラム

スーパーグローバルコース カリキュラム

国際コース スーパーグローバルコース カリキュラム

※クリックで拡大できます。

グローバルといえば佼成女子!国内外で次々と大きな賞を獲得しています

2017年度スーパーグローバルハイスクール全国高校生フォーラムで、プレゼンテーションをしている佼成女子の二人
message
高校に入ってから、物事を見る目が一気に広がりました。
私たちが体験した課題研究やグローバルな学びを、ぜひ多くの人に知ってもらいたいです。

豊かな発想力で自分の研究テーマをとことん探究!

課題研究とは

生徒一人ひとりが自分でテーマを決めて、研究に取り組む活動です。国内外の社会的な課題を発見して探究する力を養います。 研究の成果として、研究論文を作成します。

生徒がノートパソコンを使用し、論文を作成しています。

佼成女子グローバルセンターでの論文作成

フィールドワークとは

現地調査活動のことです。インターネットに依存せず、現場に行って調査することを重視します。 インタビュー、アンケート、観察など、様々な手法を使います。

生徒たちが一つの大きなテーブルで、何かをノートに書いています。

タイのNGOでのインタビュー調査

課題研究の流れ

テーマ設定
問題提起と仮説
先行研究調査
調査手法の検討
調査活動
フィールドワーク
文献調査
インターネット
考察
データの分析
構造化
論文作成
発表
授業でのプレゼンテーション
全校SGH研究発表大会

課題研究論文の例

The Karen Marriage System in Thailand:

Are Karen marriage traditions dying out?

少数民族の婚姻制度とグローバル化

―タイ・カレン族の結婚観を通して―

The succession of traditions in Karen village in Thailand:

Is receiving higher education help to success traditions?

山岳民族における高等教育への意識と 伝統文化の継承

―カレン族ヒンラートナイ村にて―

Psychotherapy for PTSD in Thailand:

To what extent do Thai NGOs offer support for children being abused in terms of mental healthcare?

支援活動におけるPTSDの心理療法

―タイにおける児童虐待の実態を通して―

SGコースの特設英語はIELTS対策
英語4技能を着実に伸ばします

CEFR取得目標!高校2年次終了まで5.0以上

高校3年次にロンドン大学SOAS校で論文指導を受けるためには、
CEFR B1以上(中級)程度の英語力が必要となります。
2018年の文科省の調査によると、日本の高校生の卒業時までの英語力は「英検準2級程度以上」が39.3%、
つまりCEFR A1~A2(初級)に多くの生徒が留まっているというデータがでております。

本校では高校2年次までにCEFR B1以上を目指し、高校3年次にはB2レベルを目標としています。

IELTSロゴ
CEFR A1~C2の棒グラフ

SGコースの英語力を伸ばす仕組み

GLOBAL ISSUES(世界規模の課題)をテーマに4技能を統合した授業を行います。

4 技能(L・W・R・S)+ 5領域(聞く・書く・読む・話す【Interaction(やり取り)/Presentation(発表)】)を
授業でしっかり行います。

5領域のフロー

SGC1期生卒業時までの英語力CEFR B1以上100%達成

CEFR B1以上達成の円グラフ

広い視野で未来を拓く
大学の教授や学生から学ぼう

課題研究を進めていくと、大学でのアカデミックな学びに自然と関心を持つようになります。
佼成女子では、様々な大学から教授や学生をお呼びして、
本格的な講義やアクティブなワークショップを開催しています。

林拓也教授の講義

青山学院大学 地球社会共生学部

戦後日本とアジアの経済史・経営史がご専門の林拓也教授。

大学生主催のワークショップ型授業も毎年開催しています。

恵泉女学園大学の講義

恵泉女学園大学人間社会学部 国際社会学科

学生による海外フィールドワークの草分け的存在である恵泉女学園大学。SGコースのタイ研修は、恵泉女学園大学の先生方のご指導とご協力によって成り立っています。

課題研究・グローバルな学び・英語力
身につけた力を活かして大学受験

大学入試環境が大きく変わるなか、佼成女子の生徒たちは
課題研究・グローバルな学び・英語力によって目覚ましい成果を出しています。
SGコースの成果をご紹介します。

推薦入試対策

国公立大学や難関私立大学の推薦入試では、大学のアドミッションポリシーや推薦要件を読み込んだ上で、
生徒本人が主体となって複数の大学を比較検討し、出願校を決めていきます。

志望理由の明確化
本当にやりたいことができる研究室を探す。
どのように社会を支えていくか深く考える。
出願書類作成
過去-現在-未来をつなぐ軸を意識する。
研究論文(日本語と英語)を提出する。
面接・小論文対策
自分だけのストーリーを論理的に語る。
現代社会の諸テーマに対する洞察力を磨く。
志望校合格
新たな
スタートラインへ
SGコースの生徒が出願し合格した推薦入試例
国立T大学の推薦要件
高等学校等において、国際的な課題をテーマとする探究的な学習や、国際交流に関する活動に取り組み、コミュニケーション能力、問題解決力等の国際的な素養を身に付けた者(その根拠として、本人の作成する「活動報告書」を添付のこと)で、本学の個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者
私立J 大学の推薦出願書類
1. 自己推薦書
2. レポート(2000字)
「あなたが現在関心を持ち、大学でさらに学びたいと考えているグローバル・イシューを1つ取り上げ、それがどのような問題なのか説明した上で、その理解と解決のためにグローバルな視点とローカルな視点がどのように重要であるかを、具体例を挙げながら述べなさい」

生徒の声

普段から英文エッセイを書いたり、パワーポイント資料を作ってクラスでプレゼンテーションをしたり、やるべきことが多くて忙しいです。プレゼンでは、先生からいつも鋭い指摘を受けますし、友達のプレゼンを見るのもすごく勉強になります。だんだんと人前で発表することに自信がつきます。

私は佼成女子での学びや海外研修を通して、日本人はもっとさまざまな人種のさまざまな文化を持った人と交流すべきだと思いました。日本はそういった機会が少なすぎると思います。多くの人種の人が住む国で生活しながら交流することによって、多文化社会で生きていくことの大切さを実感することができました。これから、多くの人々にその大切さを伝えていきたいと思います。そして、これまでに得た多くの学びを、大学で学ぶ際や仕事をする際のモチベーションとして生かしていきたいと思います。

SGコースでは、校外学習の時に先生がオススメするエスニック料理を食べに出かけることがあります。ミャンマー料理やカンボジア料理など、今まで食べたことなくて心配でしたが、とても美味しかったです。食を通じた異文化体験をみんなで楽しみました。

国際文化の授業で「日本の生活文化の成り立ち」という講演を聞きました。今までは外国の文化ばかりを勉強していましたが、講演を聞き、他国の文化を知るためにはまず自国の文化を知っておく必要があり、その上で自国の文化と他国の文化の違いを比較するというような意識の持ち方に変わりました。

私にとっての一番の思い出は、タイのカレン族との出会いです。自然と共に生きる彼らは、私たちよりも幸せそうに見えました。しかし、今でも多くの山岳民族が、国籍を持ちません。なぜ国民として認められていないのか、国籍を取得する手段はないのか、、、疑問が次々と浮かびます。今まで考えたこともない問いに出会うことで、本気で研究に取り組もうと思うようになりました。

「たった6週間、されど6週間」 高3ロンドン大学研修を表すのにぴったりな言葉です。たくさんの課題が教授から出され、提出期限に追われる毎日ですが、限られた時間の中での図書館通い、語学研修、ホストファミリーとの団らん、さらには友達とロンドン名所巡り…と、盛りだくさんの6週間でした。普段は先生や学校が担ってくれている役割を全て自分自身でやらなくてはなりませんでした。起床に始まり、通学時間、授業開始時刻(チャイムが鳴らないので)、門限…など、いつでもどこでも時計が必須です。6週間で身につけた習慣は、この研修だけではなく、先の人生にとっても重要なものです。高校生という社会に出る前の段階からタイムマネジメント能力を育むことができるのは、この研修ならではだと思いました。