6月に実施された実用技能フランス語検定(通称 仏検)で今回は4級1名、5級に5名の生徒が合格しました!4級は学習歴2名、5級は学習歴1年の部員たちです。普段の同好会の活動と対策講座を実施して合格にたどり着きました。以下、部員たちの合格体験記と仏検に挑戦したいと思っている生徒へのエールです。
【4級合格】
高校1年 木谷さん
私は昨年の秋に仏検5級を受験し、さらに上の級も目指したいと思い、4級に挑戦しました。春休みには先生に仏検対策の授業をしていただき、文法を中心に学習しました。問題集は『教えて仏検先生!』を使用し、掲載されている問題を繰り返し解いたり、学んだ文法をノートにまとめて復習したりしました。また、リスニング対策としては、教材を何度も音読しながら聞き取りの練習を行いました。
4級の文法は5級に比べて複雑になっていたため、理解するのに苦労しました。また、リスニングでは、フランス語の数字表現に苦戦しました。20までは比較的分かりやすかったのですが、70以降は足し算や掛け算のような形で表現されるため、聞き取るのがとても難しかったです。
それでも、仏検対策を通して力がついたことを実感する場面もありました。たとえば、フランスの映画を観たときに、以前よりも単語が聞き取れるようになっていたので、とても嬉しかったです。特に、頑張って覚えた数字を正確に聞き取れたときは、自分の努力の成果を感じることができました。
来年は仏検3級の合格を目指して、頑張ります。
【5級合格】
高校3年 佐伯さん
フランス語検定5級は初歩知識のため、問題を解くための力よりも、記憶力・知識力を高くすることを重視しました。具体的には、日頃フランス語のディズニー曲を流してみたり、電子機器の言語設定をフランス語にして発音の仕方(言い方)と週、曜日といった基礎用語を頭に定着させました。特に何カ国語にも翻訳されているディズニー曲といった有名な曲をフランス語で歌えるようにしたのはためになりました。
なぜなら、どう歌っているのかは分からなくても、何を言っているかは分かるからです!
元々持っていた日本語バージョンでの知識を利用できるため、何もわからないところからのスタートではなく自信を持って勉強を続けられるやり方です。フランス語で難しかったら英語、日本語とレベルを調節できるのもおすすめポイントです。
「英語読みではなくフランス語読みをできるようにする」が1番の課題と考えていたため文字よりも音に触れて勉強していたことが多かったという印象でした。
仏検対策のみの勉強で言えば、押尾先生の助けがほとんどです。押尾先生は仏検対策教材を多く配布してくださり、仏検問題の傾向を熟知しているので必要な知識を上手に補うことができました。
高2 鈴木さん
Studying French is like studying Korean or Chinese while knowing Japanese: you recognize some words and get excited, only to have your fragile confidence crushed by grammar and pronunciation.
The majority of the words were similar to English or Latin prefixes, so I didn’t have a hard time memorizing them. The grammar was sometimes similar to Japanese, while other times it followed English grammar. But the hardest part of learning French has got to be the pronunciation. There are lots of rules when it comes to pronouncing French — for example, you don’t pronounce the “e,” except when it comes between consonants. (Example: petit [pəti] “small”).
It was really overwhelming at first, but as time went on, I learned to adjust: saying it wrong first, then having the teacher correct me. I was very lucky that the 5th-grade exam didn’t have a speaking part!
If you memorize the charts and tables the teacher gives you and learn some of the vocabulary, you have a pretty high chance of passing the 5th-grade French exam. Good luck!
高校2年 西田さん
私は仏検5級に合格するために、文法と単語の勉強を並行して進めました。フランス語の文法は、先生が春休みに5級の文法を教えてくださったのでその復習をしていました。単語は何度も音読したり、友達との勉強会を通して少しずつ覚えていきました。
試験直前には過去問を繰り返し解き、苦手な問題の対策をしていました。
フランス語の勉強をしたことで、日常生活でたまに見かけるフランス語の看板の意味が少し分かるようになったり、英語と似ている単語を見つけられて嬉しかったです。
フランス語の勉強は楽しいので、興味がある人はぜひ挑戦してみてください。
高校2年 細田さん
私が合格に向けて大切だと思ったことは主に二つあります。
一つ目は昼休みに仲間と勉強会を毎日のように開いていたことです。先生からもらった動詞の活用カードの音声をひたすらオーバーラッピングしていました。また、曜日や数などをYouTubeを参考にひたすら音読していました。
二つ目は前日勉強です。冠詞と単語をひたすら詰め込んでいた記憶があります。あと、過去問は重要です。絶対解いときましょう!
これから仏検受験する人へとしては、本当に気持ちとやる気で五級は乗り越えられます。頑張って!
高校2年 笹竹さん
フランス語検定を受けようと思ったきっかけはフランス語同好会でした。初めは友達と受けてみたい、資格を持つことで大学受験に活かせると考えていました。振り返ってみて語学を学ぶ楽しさや自身の成長を体感することができました。
私が感じた合格の秘訣は、自身の努力は必要可決ですが友達と勉強会を行なったことです。仲間が一つの目標に向かってお互いに高め合えられたと思います。
また、フランス語同好会の顧問である押尾先生の力添えも大きかったです。春休み期間にフランス語検定合格のための講座を行ってくださいました。講座のおかげでフランス語の発音、勉強方法、厳選した効率の良い学習を取り入れることができました。
顧問や仲間の存在のおかげで合格に繋がったと感じております。
少しでも興味があれば、自分を信じて、ぜひ挑戦してみてください!Bon Voyage!:)