現在、開催されている全国大会「観光甲子園」にて、本校の高校1年生の動画作品がハワイ部門の予選通過作品に選ばれました！！
「観光甲子園」ホームページにて動画公開中
※動画リンク
https://www.nexttourism-contest.jp/works2020-2/
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全国の高校生が観光動画制作を競う観光甲子園とは、従来の世界中のツーリストに全国各地の魅力を伝える訪日観光部門と、世界的な観光地ハワイ州を取材して観光のあるべき姿を構想するハワイ部門に、今年度は新たに日本の文化財や伝統文化の活性化を考える日本遺産部門を加えた3部門構成で現在開催されている全国大会です。
夏休みから2学期を通して、各チームの指導教員の協力のもと各チーム動画作品を1つ作成し、11月上旬の予選に参加しました。その結果、全国応募総数556作品の中から選ばれた決勝大会進出14作品（訪日観光部門6作品・ハワイ部門4作品・日本遺産部門4作品）のなかに本校生徒の作品は惜しくも選出されませんでしたが、ハワイ部門に参加した「角田 海さん・西山 遙菜さん」のチーム「ヒナーク」（指導教員：押尾教諭）の動画作品『消滅危機言語ハワイ語〜私たちにできること〜』が、ハワイ部門の予選通過18作品のなかに見事選ばれました。
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昨年度より高校1年生の「総合的な探究の時間」（以下、高1「総合」）では、課題探究学習を実施しています。課題探究学習とは、与えられたテーマについてただ調べるのではなく、自ら具体的なテーマや問いを設定し、時間をかけて研究していく学習のことです。そういった意味では、単なる「調べ学習」ではなく、適切な研究手法を踏まえて調査活動や分析を行い、問いに対する答えを論理的に導き出してくことが学習を進めるうえでの鍵となります。そのため、高1「総合」では課題探究学習の手順を一から学んでいます。今年度は、残念ながらコロナ禍の影響でフィールドワーク（現地調査）は行えませんが、その分も文献調査を綿密に行い、3学期には研究成果をポスター形式で発表していきます。
現在、日本の教育は大きな変革期にあります。大学入試においても、何を知っているかということ（知識）だけでなく、何をどのように学びたいかということ（主体性）が重視されています。「総合」のような高校時代の課題探究学習は、生徒一人一人の主体性を育むきっかけになることでしょう。
文責：高校1年生 教務部 高野 晃多