2023 年 12 月 13 日(水)に本校で『サイエンス DAY』を実施しました。理系分野へより興味関心を持ってもらいたいと、今年度新たに実施した企画です。高大連携協定校の東京都市大学・東京工科大学から先生をお招きして出張授業を行いました。さらに私たちが日頃から利用している教育プラットフォーム Classiのエンジニアの方をお招きしての講演会も行いました。
・ 2023 年 12 月 13 日(水)
・ 対象 中学生・高校生の希望者
・ 会場 本校
① テーマ「ジャイロ効果とロボットのセンサー」
東京都市大学
理工学部 機械システム工学科 田中 康寛 先生
この講座では、ジャイロセンサーとはどのようなものなのか、また、ジャイロ効果を実験を通して学び、現在使用されているジャイロセンサーの構造や検出原理を紹介してくださいました。
生徒感想抜粋「実際に目の前で実験が行われて、目で見ることで、慣性の法則について詳しく知ることができました。また、数字で表すことの大切さがわかりました。とても楽しかったです!」
② テーマ「化学を応用した化粧品成分の開発」
東京工科大学
応用生物学部 伊澤 千尋 先生
この講座では、中学や高校で習う「化学」が、化粧品成分の開発にどのように応用されているのかを紹介していただきました。
生徒感想抜粋「いまの化学の授業で学んでいることが、大学や社会の世界的研究につながっているとはじめて知ることができました。これまで化学を学ぶ意義について深く考えたことがなかったので、これからの授業の原動力になるお話しを聞くことができました!」
③テーマ:「Classiエンジニアの仕事について学ぼう!」
Classi株式会社
副社長 竹岡章様
開発本部部長男性エンジニア 鈴木雄大様
プロダクト開発部 女性エンジニア 中島かずみ様 安田智春様
マーケティング部部長 石川翔一様
この講演では、私たちが毎日利用しているClassiのなかについてのお話を聞くことができました。Classiを制作しているエンジニアの仕事についてパネルディスカッション形式でお話しを聞き、プログラミングやエンジニアという職業に興味関心のある子が参加しました。
生徒感想抜粋「エンジニアさんの学生時代のエピソードや、エンジニアになろうとおもったきっかけなど、たくさんお話をしてくださいました。自分にとって、将来なりたい姿ややりたいことがみえてきた気がします!」
④ テーマ「都市大生100人に聞いてみた!インスタ映えする木造建築ランキング」
東京都市大学
建築都市デザイン学部 建築学科 落合 陽 先生
この講座では、木質構造・木造建築・木材・木質材料をキーワードに、美しい木造建築について、実際の世界の写真などとともに知ることができました。
生徒感想抜粋「世界には美しい木造建築がたくさんあって感動しました!私もいつか行って実際に見てみたいです!綺麗だと思った建築もすべて人々の協力によってできていることがわかりました。構図を描いて考えるだけではなく実際に建築することの大変さがわかりました。」
⑤ テーマ「メディアコンテンツの開発」
東京工科大学
メディア学部 戀津 魁(れんつ かい)先生
この講座では、世の中に多くあるゲームや映像作品がどのような知識と技術で創られているか、創る人になるにはどうすればいいのか、大学でコンテンツ制作を学ぶ意義はどこにあるのか、コンテンツ制作に使われるテクノロジー、プログラミングやデータベース等の技術について、事例と共に紹介していただきました。
生徒感想抜粋「私はメディアに関する知識があまり無かったのですが、丁寧に説明していただけてとてもよくわかりました!また、プログラミングには情報の知識だけでなく物理や数学の知識も必要なのだと知って驚きました。先生の作ったゲームを見ることができて楽しかったです!」
今回のサイエンスDAYをきっかけに、みなさんが日々の学習や生活にサイエンスの意義や有用性を実感し、科学への関心が高まってほしいですね。