ロンドンへ飛び立ってから約1週間が過ぎ、ホストファミリーやロンドンでの生活に慣れ始めました。最近では、自分自身の語学習得に専念できる時間が増えてきました。放課後や週末をうまく使い、美術館やロンドン観光へ向かうことも出来、日本とは違う街中や様々な国の人、お店、文化に溢れているロンドンを楽しんでいます。
私は金曜日の放課後に大英博物館へ行きました。大英博物館では、ヨーロッパの展示品だけでなく、エジプトやギリシャ、アジアなどの国々から集まった収集品が飾られています。中でも私が圧倒されたのはエジプトの収集品で、保存状態の良さは勿論のこと、ガラス越しではありますがエジプトのミイラを自分の目で見ることで、古代人の髪や歯が生前を想像できて、現在の私たちまでの繋がりを感じました。イギリスにいながら、エジプトやアジアといった世界中の貴重な展示が多くあり、とても1日では回りきれませんでした。また、イギリス国内にもアフリカ系、インド系、アジア系といった様々なルーツを持つ人が、イギリス国民として暮らしていて、イギリスという国を知ることは、多くの国の文化をも知ることになると感じました。
そして英語力を鍛えるために通っていた語学学校も終わりを迎えました。たった2週間という短い間でしたが、語学学校の生徒さんとの交流や授業はこのロンドン生活で大きな支えになったように思います。最終日の一日前には卒業式が開かれ、16名全員で卒業証書をいただきました。抱えていたイギリスの生活習慣や言葉の問題などの不安もなくなり、次のステップへ進む自信と活力になりました。
↑St Giles語学学校を無事に卒業✨
この場をお借りして、StGiles語学学校の先生方ならびに学校生活を支えてくださった多くの方々に心からの感謝を申し上げます。来週からはロンドン大学SOA校に通い、英語論文の作成に取り掛かります。残りの4週間、学べたことを最大限に活かしてより良い論文へと繋げていきたいです。
文責：KGP高3SG S.I.