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未来へつなぐリサイクル

皆さんこんにちは、高校2年D・E組の平﨑、福山、藤井です。

3月10日、私たちはボランティア同好会として東京都足立区にある首都圏環境美化センターを訪問し、集めたペットボトルキャップの寄付と施設の見学をさせていただきました。

文化祭でのペットボトルキャップ回収活動や、地道な呼びかけ活動の成果が形となり、なんと138kgものペットボトルキャップをセンターへ届けることができました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございます!

さて、皆さんはペットボトルキャップがどのようにリサイクルされるか知っていますか?集められたペットボトルキャップは、リサイクル業者によって回収され、洗浄・分別・粉砕などの工程を経て、リサイクル素材のペレットに生まれ変わります。そして、その売却益が、発展途上国の子どもたちへのワクチン購入に充てられています。

センターの方からは、リサイクルの工程について丁寧な説明を受けました。こちらでは、集められたペットボトルやキャップを圧縮してから、色ごとに分け次の工場へ送る作業をしているとのことでした。また、ペットボトルだけでなく、缶も同様に圧縮処理されていることを知り、リサイクルの幅広さを改めて認識しました。

特に印象的だったのは、施設の方が話してくださった、リサイクルにおける課題についてです。洗浄や分別作業の効率化は、リサイクル全体のコスト削減や環境負荷低減に繋がります。そのため、私たち一人ひとりが、ペットボトルを捨てる際にラベルを剥がし、軽くすすいでから出すという小さな心がけをすることが、リサイクル全体の効率化に大きく貢献することを学びました。家庭や学校でのちょっとした手間が、リサイクル工程全体をスムーズにする鍵となることを知り、私たちも積極的に実践していきたいと思いました。

今回、このようなお話を聞ける機会をいただき東京環境センターの方々、先生方に感謝しております。認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)の公式サイトでも詳しく解説してあるのでぜひ読んでみてください。またこのような活動ができるようにボランティア同好会として活動を率先していきますので、ぜひ応援よろしくお願いします。