スーパーグローバルコース10期生の長安さんが、去る3月に清泉女子大学にて行われたプレゼンテーションコンテストに参加しました。
生徒からのレポートを掲載します。
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3月26日、清泉女子大学主催の第1回高校生日本語プレゼンテーションコンテストに参加しました。このコンテストは、スペイン語圏の文化をテーマにしたプレゼンテーションコンテストです。
大会では、最優秀賞に当たる「ラファエラ・マリア賞」をいただくという貴重な経験となりました。全国から集まった高校生22名が、それぞれの視点でスペイン語圏の魅力を表現し、文化に対する関心と情熱を分かち合う場となりました。
この大会は学校からの案内ではなく、自分で見つけ、参加を決めたものだったので、はじめは不安もありましたが、スペイン語圏文化に対する関心をカタチにしたいという思いから挑戦を決意しました。
一次審査では日本語による発表が行われ、各グループの代表が選出されました。私は、スペイン語圏における人々のつながりや日常における家族の温かさに焦点を当て、「ラテンアメリカにおける家族文化」というテーマで発表に挑みました。決勝で他の参加者を見てみると、自分では考えられないようなテーマや、考え方が沢山ありました。例えば、スペイン語の響きの美しさを詩とともに紹介した方や、南米の教育課題とスペイン語を結びつけた社会的な視点の発表などなどがあり、多様な切り口から文化の奥深さを感じることができました。
審査では、内容の構成や資料の工夫だけでなく、「伝えようとする思いの強さ」や「文化への敬意」が評価の軸となったと伺い、嬉しさと共に、SGコースで学んだ発表の仕方や、視点を変えて考える力などを活かすことができたという達成感がありました。この経験から、言語を通して文化を伝えることの難しさと面白さ、そして他者と文化を共有する喜びを改めて感じました。
支えてくださった先生方や、準備に協力してくれた友人たちに感謝し、今後の学びや活動にもこの経験をいかしていきたいと思います。
2年A組長安
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