2022 年 8 月 6 日(土)7日(日) 国立オリンピック記念青少年総合センターで行われた『第6回全国高校教育模擬国連』に高校1年生4名・2年生2名が参加しました。
模擬国連とは、参加者が各国の大使(外交官)になりきり、実際の国連の会議や国際会議を模擬する活動です。全国高校教育模擬国連では日本語で議論を進めていきます。会議ごとに議題が設定されており、その内容として人権や軍縮、 経済、環境、紛争などと非常に多岐にわたる国際問題が取り上げられています。参加者は会議準備として担当国の政策や歴史、外交関係などを調べるなどし、その過程で得た知識や情報をもとに自国の政策を作り上げていきます。その後行われる会議では、参加者自身の考え・立場ではなくそれぞれ国益を背負った各国大使という立場 から、作り上げた政策を軸に決議をはじめとした会議における結果を追い求め、議論や 交渉、スピーチ等を行います。このような活動を通じ、国際政治の仕組みを知り国際問題を多角的視点から考えることで、国際問題の複雑さを理解するとともに、パブリックスピ ーキングの能力や交渉力、論理思考力などの向上が期待されています。
生徒の感想(抜粋)
今年は対面開催での模擬国連に参加できたこと、
引率教諭所見
今回の模擬国連は、8 月 6 日という原爆投下の日に初日を迎え、さらに、現在のウクライナとロシア間での戦争が起こっているというこのタイミングでの開催だったので、世界平和について考える大切な機会となりました。生徒たちには、今回の会議参加を足がかりとして国際問題に関心を持ち、その課題解決のために自分たちにできることを考え行動したり、自らの考えを表現する機会に今後も積極的に参加し、さらなる成長につなげてほしいと思っております。(国際部 大倉優枝)