佼成女子中の修学旅行は1月にNZへ出向き、3泊4日のファームステイを中心に現地研修し、培ってきた自身の英語力で生活してくるという、「英語の佼成」の仕上げに相応しい「修学」をするものですが、さらに希望者は帰国せず、現地の中学校に3ヶ月近く留学するプログラムもあります。
今回はその事前研修会を7月24.25日に実施しました。ネイティブの先生による日常英会話、NZについての学習はもちろん、アクシデントが発生した場合の対処をシミュレーションするケーススタディー、タイピング練習など実践的な研修をこなしました。国際部の部長先生とも面談し、意志確認もされ、改めて留学を希望する熱意を語りました。
最後には各自が、なぜ留学したいのかを、メンバーの前で決意表明し、士気を高めました。
親元を離れ、文化や習慣も異なる外国で、一人ひとりばらばらにホームステイをしながら、英語のみで生活するということは、かなりのストレスとなりますが、初心を忘れず、常に意識を高揚させ、日々の困難に立ち向かう向上心や自立心を高めることが留学を楽しいものに変え、同時に英語力をも養成します。
今回の研修は、漠然と想いを抱いていた異国への幻想を、より現実なものとして捉え直すきっかけになったことと思います。始まったばかりの夏休み期間に、さらに意識を高め学力を向上させてくれたらと期待しております。
現在中3学年の70%がすでに英検準2級に、3名が2級に合格していますが、彼女らが核となり、全員が準2級に合格できるよう、また2級には10名以上が合格し、高校の留学、SGなど各コースを牽引する人材になれるよう、教員サイドも気を引き締めて、サポートしようと決意を新たにしたところです。
( 文責: 3の1担任 脇坂)