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【高3 SG9期生】ロンドン研修Blog 第5週

  今週もSG9期生のロンドン研修の様子をお知らせします。

 

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ロンドンに来て5週目になり、いよいよ日本に帰る日が近づいてきました。みんな日本に帰りたくないと連呼するようになり、お土産を買う準備がちょくちょくと進んできました。

 

週末にはオペラ座の怪人を見に行きました。初めてのオペラですごく迫力があり、演者さんが最後に出てくる時に泣きそうになりました。公演と次の公演の間に2時間ぐらいしか休憩がなく、そのスケジュールで毎日演技して、歌っている演者さんは素晴らしいと思いました。私ならすぐ声が枯れちゃいそうです。

次に、友達の18歳の誕生日をお祝いするために一緒に夜ご飯を食べに行きました。イタリア料理屋さんで私はカルボナーラを頼みました。

サービス料も含めて22ポンド(約4200円)でした。イギリスでは普通の料金で、結構美味しくって良かったです。また、誕生日だったので店員さん全員からのサイン入りカードとケーキをいただくことができました。

 

この日の放課後はずっと気になっていたThe world of Tim Burton(ティム・バートン展)へ行ってきました!ティム・バートンは「ナイトメアー・ビフォアクリスマス」や「チャーリーとチョコレート工場」などを手がけた映画監督で、世界中にファンがいます。展示の入り口からもう世界観がすごくて、独特なキャラクターや不思議なスケッチに引き込まれました。

映画で見たことのあるキャラの、初期デザインや裏話も展示されていて、作られた工程がわかって感動しました。ちょっと怖いのに可愛い、この絶妙なバランスに見惚れて気がついたら時間を忘れてじっくり見てました。

個人的には、彼が日常の中で描いた小さなスケッチ作品の「ナプキン・ドローイング」が印象的でした。キャラクターの表情やアイデアの面白さもさることながら、「こんな日常の小さなメモから、あの作品たちが生まれているのか…!」と思うと、創作ってやっぱり特別な才能だけじゃなくて、日々の積み重ねなんだなあと、ちょっと感動しました。

スケッチの中には「ジャック・スケリントン」っぽいキャラクターや、見たことのない生き物たちもいて、1枚1枚にバートンのユーモアと不思議なセンスが詰まっていました。

創作や発想の原点に少し触れたような、そんな気持ちになる展示でした!

 

そして今日、ついに論文を提出しました!SOAS大学の講義が始まって3週間、貧困や気候変動等の地球規模の課題に関する基本知識や、論文に必要な基本フレーズ、構成等に関する様々な講義を受け、大学の先生からもフィードバックを頂きながら頑張って論文を提出しました。

英語で論文を書くのはやっぱり難しくて、「伝えたいことはあるのに、うまく表現できない…」と悩むこともたくさん。でもその分、最後までやり切った達成感はすごかったです。帰国まで残り6日となりましたが、最後までイギリス留学を楽しみたいと思います。

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次回がついに最後のレポートとなります。引き続きお楽しみに!