高2SGコース10期生は、タイでフィールドワークの旅をしました。生徒が書いた旅の記録をお届けします。
北タイのヒンラードナイ村で2泊3日のホームステイを体験しました。この村は自給自足の生活で自然と共に暮らす様子が印象に残りました。朝は鶏の鳴き声で目覚め、子豚や犬が自由に歩くのが日常。日本とは異なる価値観や暮らしを肌で感じました。不安だった渡航前の気持ちもすぐに消え、ホストファミリーの温かさをよく感じました。精霊信仰のお話や、ごみを出さない工夫など、驚きと学びの連続でした。
1日目は家族との交流を深め、2日目にはホームステイ先の家庭が用意してくれたお弁当を、カレンの伝統織物でできたバッグに入れて田んぼへ向かい、稲作を体験しました。
私のホームステイ先では家族皆で集まりご飯を食べました。囲炉裏のような場所で火加減を調整しながら、じっくりと料理を作ってくれました。朝ご飯と夕ご飯はホストファミリーと一緒に食べ、教えてもらったカレン語で自分の気持ちを伝えるのに苦戦しました。食後には、そこで沸かしたお湯を使い、竹で作られたコップでお茶を飲みながら交流するひとときもありました。
言葉が通じない場面もありましたが、お茶を飲みながらお土産のお菓子を食べたり折り紙を折りながらゆったりと穏やかな時間を過ごせました。村から次の目的地へ移動するバスの中でふと「もっと村にいたかったなあ」と思うほど楽しくて貴重な体験でした。
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