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全国高校生歴史探究ポスターコンクール「レキタン2025」で奨励賞!
〜高校3年・江川美碧さんの昨年度総合探究ゼミでの活動〜

  東北芸術工科大学の芸術学部歴史遺産学科が主催する全国規模の探究コンクール「レキタン2025」において、本校高校3年生の江川美碧さん(昨年度高校2年総合探究ゼミ所属)の研究が見事【奨励賞】を受賞しました。「刀剣という信仰」に着目した総合探究ゼミでの探究学習の成果、そして大学やフォーラムでの積極的な外部発表を通じて大きく成長した軌跡をご紹介いたします。

 本コンクールは、全国の高校生が地域史、文化遺産などをテーマに日頃の探究成果を競い合うコンテストです。江川さんは、「刀剣という信仰-第二次世界大戦における日本兵のよりどころ-」と題し、第二次世界大戦期の日本兵における精神構造や宗教的信仰の対象として「刀剣」を位置づけ、戦争史と精神文化を結びつけたユニークな視点から考察を行いました。

☆詳細はこちら☆https://www.tuad.ac.jp/news/events/31483/

 

コンクール受賞概要と審査員評価

【研究題目】「刀剣という信仰-第二次世界大戦における日本兵のよりどころー」

【審査員講評(東北芸術工科大学 審査員・佐藤祐輔 氏)】

「刀剣を単なる武器ではなく、戦時中の日本兵にとっての精神的支柱や信仰対象として捉えようとする着眼点は興味深く面白い研究です。戦争史と精神文化を結びつけた点も評価できます。欲を言えば、戦時中の信仰の対象は様々あり、他の信仰対象と比較することで、刀剣に着目したオリジナリティが協調されるでしょう。」

「考古学的な視点で考えると、古代の文献は後世に過飾されたものも多く、その信ぴょう性を疑う必要があります。実際の遺跡から出土した刀剣がどのように扱われていたのか、より詳細に時代ごとに追うことで、研究がより深化すると感じました。」

学外・高大連携フォーラムでのポスター発表と外部対話が結実した1年間の歩み

 江川さんの今回の受賞は、単に文献を調べた結果だけにとどまらず、1年間をかけた多様な体験的学びと積極的なアウトプットの積み重ねが結実したものです。特に、学外・高大連携フォーラムでのポスター発表と外部対話に積極的に取り組みました。ゼミでの研究成果を校内だけに閉じ込めず、成城大学主催「サポーターズフォーラム」や東京学芸大学主催「探究の共創」でポスターセッション等に参加。大学教授や研究者、他校の高校生など多様な方々と直接議論を交わし、多角的なフィードバックを得て自身の研究内容を洗練させていきました。

 このように、校内発表にとどまらず、外部の大学フォーラムや全国コンクールへ意欲的にチャレンジしながら、他者からの批評を受けることで、自らの意見をロジカルかつ魅力的に表現するスキルが鍛えられました。何より、次第に自分自身に自信をつけていく様子が素晴らしかったです。研究を今後も継続していきたいという意欲を抱いた江川さんを、これからも応援していきます。         

(髙野 晃多)