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読売新聞社 新聞記者 講演

 高校1年生では10月31日㈯、「総合的な探究の時間」(以下「総合」)の授業の一環として、読売新聞東京本社 教育ネットワーク事務局より佐藤伸記者をお招きして、講演を実施しました。

 佐藤記者に講演いただくのは昨年度に続き2回目です。昨年度の高校1年生の「総合」では、各自の課題研究のテーマに沿ったフィールドワークを実施することができました。しかし、今年度はコロナ禍でフィールドワークを行うことが困難な状況になりました。そんななかでも、オンラインインタビューなどを通して課題研究を進めていく今年度の高校1年生のために、今回は「①地域の社会課題の発見法、②コロナ禍の中での取材方法」をテーマに講演をしていただきました。

 生徒たちは、佐藤記者の問いかけに頷きながらお話をメモに取り、時には佐藤記者からの質問に答えるなど、積極的に学びを深めている様子でした。佐藤記者が本校教員を相手にインタビューを実演したことが特に生徒の印象に残ったようです。生徒の感想をいくつかご紹介します。

「疑問を持つことの重要さや、新聞の内容の捉え方、そして、インタビューの仕方をわかりやすく解説して下さり、ありがとうございました。インタビューをするときは、頂いたメモを使って、沢山メモをとりたいと思います!」

「一番印象に残っているのは、実際に先生にインタビューをして見せていただいたことです。聞き方、オウム返しで内容を確認することなど、取材をする上で大切なことが多くわかりました。とてもためになる時間でした。ありがとうございました。」

 さらに、時間が足りず質問することができなかった生徒のために、佐藤記者は本来予定になかった放課後の時間での質疑応答まで行ってくださいました。生徒とともに1時間ほど議論してくださった時間は、生徒たちにとってかけがえのない貴重なものになったことと思います。午前中から放課後まで、長時間に渡って本当にありがとうございました。

 高校1年生は今回のご講演で学んだことを活かして、研究テーマ決め、調査活動、2月のプレゼン大会に取り組んでいきます。今後の高校1年生の活躍にご期待ください!