今週もSG9期生のロンドン研修の様子をお知らせします。
今回がついに最後のレポートとなります!
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みなさんこんにちは!
いよいよ、憧れのロンドン生活も最終週に突入してしまいました、、、
ロンドン滞在の前半に観光を怠けてしまったこともあり、今週末は行き残した観光地へ慌てて行くことになりました。また、大学では英語論文の最終提出もあり、勉強・遊びともにとても忙しい1週間となりました。
土曜日はホームステイ先から2時間半かけてロンドン西南部のリッチモンドという場所へ一人旅をしました。リッチモンドにはRichmond Parkというとても大きな公園があり、鹿が見られることで有名なのですが、動物が苦手な私は公園内のIsabella Plantationという花が綺麗なお庭へ訪れました。花が最も綺麗に見られる4月下旬と比べ、花は散ってしまっていたのですが、それでも綺麗な景色をたくさん見ることが出来ました。
その後、Richmond Riversideという、川のほとりで昼を過ごしました。Richmond Riversideはとても長閑な場所なのですが、犬を連れて散歩する人や、川辺の鳩などがとても多く、私にとってはいかに動物から距離をとるかというサバイバル的な環境でした(汗)。そのような環境でしたが、(動物を避けながらも)美しい景色を写真におさめることができ、とても達成感がありました。
午後は、リッチモンドの近くにあるレストランで1人アフタヌーンティーを楽しみました。お店自体はあまり大きくないのですが、27ポンドというお手頃価格でおしゃれなアフタヌーンティーを体験することができてよかったです。
最後の週末は、大英博物館に行ってきました!実はこれで3回目なんです(笑)。それでもまだ全てを見きれないほど広く、展示の情報量も圧倒的です。次にロンドンを訪れる機会があれば、ぜひまた行きたいと思っています。
私は高校で世界史を選択していたので、授業の復習にもなりました。「教科書で見たあの遺物が目の前に!」とか、「この像、授業で習ったあの皇帝だ!」なんて感動の連続でした。また、日本語で習った歴史用語が英語ではどのように表現されているのかを知るのも、とても興味深かったです。こうして歴史的な遺産を間近で見ることで、かつて存在していたさまざまな文明や国々を改めて実感させられました。
中央にある円柱形の建物の中にある図書室は本当に圧巻です。入るたびに見惚れてしまうほど美しく、どこか不思議と落ち着く雰囲気がありました。
そして、SOASでの最終日。午前中は「ファストファッションは禁止されるべきか?」というテーマで、賛成・反対に分かれてディベートを行いました。自分の立場を証拠や具体例を使って説明し、質問にもその場で調べながら答えるのはとても難しかったです。このSOASでの研修を通して、論文の書き方だけでなく、ディベートの方法やディスカッションの進め方、社会問題についての基礎知識など、多くのことを学ぶことができました。
午後は卒業式が行われました。日本のような厳粛な雰囲気ではなく、卒業証書を受け取りながら、先生方と飲み物片手にお話を楽しむ、アットホームな式でした。先生方の専門分野について聞いたり、自分の将来について話したりして、貴重な時間を過ごしました。
約14時間のフライトを終え、校長先生が空港まで迎えに来てくださいました!
全員にとって大変なこともありましたが、12人それぞれが充実した6週間を過ごせたと思います。この年齢でこんな素晴らしい体験ができたことを、本当に嬉しく思っています。
最後になりますが、このプログラムを支えてくださった先生方、旅行会社の皆さま、現地でお世話になったアドバイザーの方々、ホストファミリー、語学学校や大学の先生方、そして送り出してくださった保護者の皆さまに、心より感謝申し上げます。6週間にわたり温かく見守っていただき、本当にありがとうございました。
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本年度も無事にロンドン研修を終えることが出来ました。
これからは高校3年生として、進路実現に向け頑張っていってほしいと思います。
研修の実施に際してお世話になった皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。