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高1 SGクラス 大学院留学生の研究を知るワークショップ

2月7日(金)、高校1年生のSGクラス特設授業「国際文化」において、今年度2回目となる海外からの大学院留学生リーダーとのワークショップ授業「Global Village」を開催しました。

今回のテーマは「留学生の研究内容を知る」です。
お越し頂いた留学生は、インド、アルゼンチン、キルギスタン、マラウイ、ナイジェリア出身の5名の大学院生です。この日のワークショップでは、グループに分かれて、次の3つの作業を行いました。
 
①高校生による研究紹介
 SG生たちが自分の研究テーマについて2-3分で英語で紹介し、留学生からの質問に答えました。
②留学生による研究プレゼン & SG生によるインタビュー
 留学生リーダーたちがpptを使って、医療、農業、美術、ジェンダーなど、ご自身の研究概要を英語で説明してくれました。その研究の意義・手法・分析などについて、SG生が英語で質問し、具体的な情報を引き出していきました。
③発表
 留学生リーダーから聞き取った研究内容をSG生達が英語で紹介し、全体での質疑応答を行いました。
 
SG生達は、母国を離れて日本で研究に励む留学生リーダー達と対話することで大いに刺激を受けたようです。以下、生徒達の振り返りコメントです。
武井さん
私たちの班の留学生リーダーTeddyは干害の中でどのように穀物を育てるかについてプレゼンしてくれました。干害は私たち人間の行動によって発生してしまうこと、ナッツはどんな環境(特に干害)でも育つこと、世界中のたくさんの国と地域で大切な食べ物として食べられていること、underground nuts とnutsの違いなど、幅広く知ることができました。外国の方のプレゼンテーションを聞かせていただく機会はなかなか無く、とても良い経験になりました。

藤井さん
私たちの班の留学生リーダーChrisの話から、 筋肉には糖尿病の原因となるグルコースを消費する働きがあるため、筋肉量の比較的少ない日本人は、肥満でなくても糖尿病になる確率が高いということを知りました。Chrisは病院で実際に糖尿病の人を対象に研究を行なっていて、自分で糖尿病の方の筋肉量を測り、それを自分で表にまとめてデータを比較することによって、こういった結果に辿りついたそうです。実際に自分で見たりまとめたりすることの大切さを改めて学びました。
 
高1SGクラスでは、課題研究を進めるうえで必須となる先行研究調査を3学期から進めています。今夏のタイ・フィールドワーク研修に向けて、研究のリサーチクエスチョンを設定して事前準備を進めていかないといけません。今年のSG生達はどんな個性的な研究を進めていくのか、大変楽しみです。