2018年7月22日、National University Singapore(シンガポール国立大学)で行われたGlobal Link Singapore(グローバルリンク・シンガポール)に高校3年スーパーグローバルクラスの徳久愛華さんが出場しました。徳久さんは2017年文部科学省主催のスーパーグローバルハイスクール(SGH)全国高校生フォーラムで優勝をしており、グローバルリンク・シンガポールには招待として参加しました。
ポスターセッションの部はGlobal Issue(社会課題部門)とGlobal Science(自然科学部門)に分かれ、社会課題部門は37グループが出場、自然科学部門は59グループが出場しました。社会課題部門ではミャンマー、インドネシア、香港の高校生も参加していました。また他部門では、タイやフィリピン、シンガポールの高校生も参加しておりました。
徳久さんは“Endangered Minority Languages in Thailand”(タイの少数言語の危機)というテーマで、2年次にタイでフィールドワークを行い実際に調査した内容を基にポスターをまとめました。さらには3年次4~5月にロンドン大学SOAS校で研究内容を深め、昨年の全国高校生フォーラムよりも更に深化したポスターを基にプレゼンをしました。
本番ではとても緊張をしたそうですが、発表の後は全てやりきった笑顔で溢れていました。シンガポール国立大学の審査員からもFindings(実地調査の結果)が大変素晴らしいと直接お褒めの言葉がありました。
優勝は香港のグループによる“The Youth Suicide Problem and Social Media”(若者の自殺とSNSとの関係)テーマでした。SNS利用に関する調査が綿密になされていました。
このようにアジアの高校生がしのぎを削る中、徳久さんは準優勝という素晴らしい結果を収めました。
(文責:国際部)