スーパーグローバルクラス(以下、SG)では学年を超えた交流や学び合いを大切にしています。以下、この4〜5月に実施した3つの交流授業を紹介します。
1. SG5期×SG6期
4月23日(金)、SGクラス6期生(高2)13名は、特設科目「国際文化」にて先輩2名による特別授業を受けました。
![]() |
![]() |
2. SG2.3期×SG7期
5月7日(金)、SGクラス7期生(高1)19名が、2期生(大学3年)や3期生(大学2年)の先輩と交流しました。
SGは貴重な経験ができるクラスですが、自習課題が多く、部活や学校生活との両立に悩む新入生が多くいます。同じような悩みを抱えながら成長し卒業していった先輩の話に、SG7期生は必死に耳を傾けました。部活動や授業などの悩みを解消するだけではなく、課題研究にどのように取り組むか、そして課題研究がいかに楽しいかを学ぶことができました。
![]() |
![]() |
3. SG6期×SG7期
5月14日(金)、SG6期生による特別授業がSG7期生に対して行われました。
SG6期生は4月23日の授業では”学ぶ”立場でしたが、今回は”教える”立場になって1年間を通して学んだことを後輩に伝えました。SG7期生も、身近で実際に課題研究に取り組んでいるSG6期生と積極的に交流していました。
![]() |
![]() |
以下、SG6期生とSG7期生の感想です。
「今回のSG7期生との交流会で、90分間の授業を進行していく難しさを実感しました。事前に時間配分を計算して組んだつもりでしたが、延長したり短縮したりということが起こりました。事前に時間が足りなかった場合、時間が余った場合にどのように対策を取るか想定しておくべきでした。また、最後のフリートークの際、することがない様子の後輩が見受けられたので、6期生から話しかけにいく気配りができたらよかったと思いました。私は、去年の今頃の自分と重ね、去年先輩方からどんな話を聞きたかったかを思い出しながら話すよう心掛けましたが、いざ話してみると”本当にこの方法は最善なのか”と感じることも多くありました。自分の日々の生活や物事への取り組み方を省みる良いきっかけとなりました。」(SG6期 前川さん)
「私が今回この交流会で得たことは、SGの一員になるにあたって仲間との協力が大事だということです。先輩たちと話す中で多くの先輩方が、”テスト前はSGのみんなと自分が知っている知識を交換するといい”、”友達のプレゼンでいいと思ったら真似したり教えてもらうと良い”というアドバイスをくれました。SGに入った以上、自分の成功ばかりにフォーカスせずに、仲間を助けられる優しさ、友達のいいところを素直に真似できる柔軟性が必要だと学びました。そして、そのような存在になる事で、いざ自分が困ったときに仲間が助けてくれる、そんな人になれるのだと思いました。私も人として柔軟性のある人に成長していきたい、そして仲間を助け合えるSG7期生になれるよう頑張りたいと思いました。」(SG7期 深海さん)
SGは、同学年との横の繋がりだけでなく、縦の繋がりも非常に強いクラスです。先輩との交流会で得た気付きやつながりを大切に、これからも頑張っていきましょう!