5月19日(水)、萩生田光一文部科学大臣がSGHの取り組みを視察するために本校を訪問されました。
本校は2014年にスーパーグローバルハイスクール(SGH)第1期指定校として文部科学省から指定を受けた後、SGクラスにおける国際社会の諸問題に関する課題研究を初めとし、全校を挙げての探究学習を推進してきました。その結果、SGH指定校による「全国高校生フォーラム」にて最優秀となる「文部科学大臣賞」、さらにシンガポールで行われた「グローバルリンク」で世界の「準優勝」など、華々しい成果を残してきています。これらの実績が評価され、今年度からは「SGHネットワーク校」として文科省から再指定を受けるに至りました。今回の萩生田大臣のご来校は、本校の先端的な英語教育・グローバル教育の取り組みから、今後の教育のあり方や課題を見通すために行われました。
まずは本校の国際コース(SGクラス・留学クラス)のプログラムや教育効果をご紹介しながら、SGHとしての歩みや、SGH指定終了後(H30年度)
現高3もコロナ禍で予定していた海外研修等ができず悔しい思いをしてきましたが、そんな生徒たちに大臣は温かい言葉をかけてくれました。中でも「失ったものより得たものを数えよう」「失ったように見えたものは、実は失ったのではなく「貯金」してあるので、これからの人生でそれを引き出して頑張ってほしい」といった激励は、萩生田大臣の温かく誠実なお人柄が強くにじみ出ており、生徒たちの心にも深く刺さりました。タイのフィールドワークは国内に変更し、ロンドン大学研修はオンラインによる英語論文指導に切り替えるなど、生徒たちの学びのために可能な限りの代替案を実施してきた私たち教職員にとっても、胸が熱くなるメッセージでした。
佼成女子はグローバル化の進む世界を生き抜ける強い女性をこれからも育ててまいります。
萩生田大臣、そして文部科学省の皆様、誠にありがとうございました。