佼成女子News一覧 Kosei Gakuen Girls' News List

留学コース17期生 サイエンス・ダイアログ参加

コロナ禍に見舞われ、ニュージーランドへの留学が叶わなくなった現高校2年生の留学コースですが、国内でできる英語に特化した学び・国際的な学びができる特別なカリキュラムを編成して日々勉学に励んでいます。

今回はそのひとつである、総合探究の授業時間に行われた「サイエンス・ダイアログ」事業への参加を報告いたします。

「サイエンス・ダイアログ」とは、独立行政法人 日本学術振興会が主催する、来日している外国人研究者に学校を訪問してもらい、自身の研究や出身国について英語で行い、生徒の学術研究への関心及び学術研究の国際性への理解を深めることを目的とした事業です。

 

今回はパキスタン出身の一橋大学所属、ウマル・ハムザ博士に来校いただき、「Economics Seminar」と題してインタラクティブなセミナーを実施いただきました。

ウマル博士は経済学の中でもミクロ経済、特に行動経済学に関心があり、研究のひとつとして日本におけるUber Eatsを例にした、プラットフォームビジネスの懸念点についてお話しされました。

普段の英語の授業でも、英語のみでコミュニケーションをすることが多い生徒達でしたが、研究者の方と研究内容について双方向に話すことは初めての体験でした。大学進学、そしてその先で彼女たちが出会うであろう「英語を使って最先端の研究・問題を議論する」経験を一足先にすることで、大きな刺激を得ることができました。

 

 

以下、生徒たちの感想を抜粋いたします。

  • Uber eatsと客などの関係などについて知らなかったので知ることができてよかったです。また、発表していているときの姿勢などのpresentation dayに活かせることも学ぶことができたのでよかったです。
  • ウーバーイーツやアンケートを使った説明など、私たちの身近なところからみた経済が多かったので英語はいまいち聞けなくても理解できやすかったです。 できるだけメモをとったので後でウマルさんの論文と照らし合わせながら復習しようと思います。