12月15日（日）、立教大学が主催する「第4回関東・甲信越静地区 高校生探究学習発表会」にて、特進留学コースの椿さんが英語プレゼンテーション部門で銀賞を受賞し、同じく特進留学コースの堀さんが英語ポスター部門で優秀賞を受賞しました。本大会での受賞は２年連続であり、複数生徒の受賞は初めてです。
椿さんは、How can we build a cashless society? と題し、ニュージーランドにおけるキャッシュレス化の現状とその課題について観察やインタビューを通じて明らかにし、若年層や高齢者層にも目配りしたキャッシュレス化への提言を行いました。
堀さんは、How can people reduce the amount of food loss per meal? と題し、ニュージーランドにおける食品ロス対策の現状とその課題について、観察・インタビュー・アンケートに加え、自分自身での実践を通じて考察しました。
他の出場生徒たちは、ニュージーランドから学ぶ教育現場のICT化の課題や、タイの少数民族カレン族から学ぶ地域社会と育児の関係、外部からの訪問者がカレン族の村落共同体に及ぼす影響など、各自の研究テーマに基づいたユニークな研究発表を行いました。生徒たちは質疑応答にも臨機応変に対応し、充実した成長ぶりを感じさせました。
椿さんは今回の受賞で、Global Link Singapore 2020への出場資格を獲得しました。国内大会での入賞による海外大会への出場権獲得はこれで３年連続となります。
受賞したことは大きな喜びですが、それ以上に、各地の大会に自らの意志で参加し、本番に向けて研究をとことん深めていくプロセスにこそ、他に替えがたい価値があります。生徒たちは誰ひとり今回の結果だけに満足することなく、新たに発見した課題をさらに探究していくことでしょう。
